寮生活のマナー
一人暮らしをする際にも周りの人へ挨拶へ行った方が良いのかどうかなど、新しい生活を始めるにあたって迷うことはいくつもあります。特に寮暮らしとなれば周りの人は会社の人ばかりであり、さらにその人たちは全員先輩となります。このような中でマナーを知っておかなければ入社早々常識のない人と見られてしまうこともあります。知っておきたい入寮する際のマナーや寮生活でのマナーを押さえておきましょう。
手土産はあった方が良い?
社員寮に入寮するとなれば周囲は会社の人たちに囲まれることになります。そのため入寮した際の第一印象を大切にするために手土産を持参した方が良いです。もちろんなくても構わないという人が多いとは思いますが、これからお世話になるという意味も込めて手土産は持参した方が無難です。そして手土産を渡す相手はすべての部屋に行くのではなく、上下左右の部屋と社員寮の班長といった役割の人に挨拶と一緒に渡しましょう。
ちなみに手土産の予算としては500円から1000円が一般的です。その予算でおさまるタオルやクッキーといったものを用意しましょう。あまりにも高いものでは逆にもらう側は気が引けてしまいますし、相手にとって欲しいものかどうかをまだ知らない人に対して判断するのは難しいので消耗品などを考えておきましょう。
挨拶のタイミング
挨拶のタイミングは大切ですが、入寮する際の挨拶のタイミングは難しいです。短い挨拶で済ませるとはいえ、相手の都合を考えた上で挨拶をするタイミングを考えなければいけません。
一般的には社員寮に引越しの荷物の搬入がすべて終わったタイミングが一番良いとされています。そのため引越しの荷物を搬入し終わったタイミングで挨拶へ向かいましょう。もちろん荷物を搬入している際に顔を合わせることもあるかと思いますが、それで挨拶を済ませたと思うのではなく、改めて部屋に挨拶に行きましょう。
寮生活の心得
挨拶も終わりこれから寮生活が始まる際の心得としてまず知っておくべきことは、寮生活はメリットとデメリットがそれぞれあると認識しておくことです。デメリットとしてプライベートな時間が少ない点や外出に気を使うなどの面もありますが、その分イベントを楽しんだり交流を深めるには最適な場所というメリットもあります。これらをデメリットの反面、メリットとなる面もあるということを考えておかなければ寮生活をイライラと過ごしてしまうことになります。デメリットがあるからこそ良い面にもなっていると考え、デメリットも消化できるようにしましょう。